「頑張ってブログ記事を書いているのに、まったくアクセス数が増えない」
「ブログを運営して時間が経ったのに、アクセス数が増えない」
「ブログを運営して時間が経ったのに、アクセス数が増えない」
こうした悩みを抱えるブログ初心者の方は多いかもしれません。
今回は、ブログ初心者のためのアクセス数の増やし方についてお話します。
・ブログのアクセス数の調べ方
・ブログのアクセス数を増やす方法
ブログのアクセス数とは
ブログのアクセス数とは、「ブログに訪れたユーザー数」のことです。
ブログのアクセス数に関連する言葉は、主に3種類で語られることが多いです。
「PV(ページビュー)数」
└ページが表示された数。アクセス数とほぼ同義とされています。
「ユーザー数」
└ブログを訪れたユーザーの数。注意としては、同じユーザーが複数回訪れてもユーザー数は1カウントになります。
「セッション数」
└一定期間にブログを訪れたユーザーの数。「PV(ページビュー)数」とほぼ同義とされています。
ブログ収益化の目安はどれくらい?
ブログで収益を上げたい場合には、どれくらいのアクセス数が必要なのでしょうか?
稼ぎたい報酬と同数のアクセス数が一つの目安とされています。
◾️1万円稼ぎたい場合
アドセンス(単価0.25円想定)4万PV=アフィリエイト 1万PV
アドセンスとアフィリエイトでアクセス数が異なっています。
アドセンスの場合は、商品購入やサービス利用が成果地点ではないのでその分報酬単価が低くなっています。
アフィリエイトの場合は、ブログに訪問してきたユーザーが商品購入やサービス利用するタイミングで報酬が発生する仕組みになっています。
あくまで目安として上記のPV数と報酬額をイメージしておきましょう!
自分のブログのアクセス数ってどうやって調べるの?
自分のブログのアクセス数を調べるにはGoogleアナリティクスを使用するのが一般的です。
ブログを立ち上げたタイミングで、Googleアナリティクスも合わせて登録しておきましょう。
どのページが一番見られているのか?
どんなユーザーがブログに訪れているか?
どのページが商品購入やサービス利用への申し込みにつながっているか?
などが調べることが出来ます。
そもそもなんでアクセス数が増えていないの?
ブログのアクセス数が増えない原因はいくつか考えられますが、主なものは下記が考えられます。
運用期間が短い
ブログの運用を始めたばかりの段階では、いきなりアクセス数が増えることは珍しいです。
新しいドメインを取得してブログを始めた場合、Googleの検索エンジンが評価をしづらいからです。
後述するように近年のGoogleはE-A-T(専門性・権威性・信頼性)を重視しています。
ブログの状態によって変わりますが、ブログの評価が決まってくるのは早くて3ヵ月~半年、遅いと1年以上かかるケースもあります。
基本的に検索エンジンからの流入がコンスタントに発生するようになるためには時間がかかります。
だからこそ、時間をかけて地道に記事を更新しつづける必要があります。
ただし半年程度を経過した時点でアクセス数が変わらない場合は、要注意です!
キーワード選定や記事の書き方など、方向性が間違っている可能性があります。
記事の質やブログのジャンル選びなどを振り返る必要があるかもしれません。
中古ドメインってどうなの?
新規ドメインではなく、中古ドメインを利用することも出来ます。
中古ドメインとは、過去に利用されたことがあるドメインや期限が切れて所有者がいないドメインのことです。
うまく活用できれば、比較的早いタイミングで上位表示出来る可能性を秘めています。
ただし、中古ドメインは、良くも悪くも過去のドメイン年齢や被リンクを引き継ぎます。
低品質な被リンクや悪い運用履歴の場合には、デメリットもあります。
しっかりと中古ドメインを見極める必要があります。
もちろん質の高い中古ドメインを取得できれば、スタートダッシュに成功する事も可能です。
記事数が少ない
ブログの記事数が少ないと、Googleの検索エンジンはあなたのサイトが何のサイトなのかを判断出来ません。
そして、特定のジャンルに特化した網羅性/専門性の高いサイトが評価されやすくなっています。
しかし、誤解しないで頂きたい部分は、ブログの記事数は収益や検索順位に直接関係していません。
もちろん記事数が少なくとも稼げているブログもあります。
そして、記事数だけが多くて、まったく稼げていないブログも存在します。
ブログの収益は「量」よりも「質」です。
どんなに記事数を書いても、Googleから評価されない質の低い記事であればまったく意味がありません。
そもそも質が低い記事は評価されないので、上位表示もされずにアクセスが発生しないからです。
ユーザーの問題解決出来る記事が、質が高いです!
検索上位表示されていない
「ブログを検索しても表示されていない」という理由もあります。
この原因の多くは「検索エンジンに認識されていない」「検索上位表示されていない」ということが考えられます。
検索エンジンに認識されていない
検索エンジンに認識されてはじめてユーザーの検索結果に表示されています。
検索エンジンに認識されるには、クローラーというGoogleが開発したロボットからインデックスされる必要があります。
インデックスがされていない状態では、いくら記事を書き続けてもまったく意味がありません。
インデックスされているかを確認する方法
検索エンジンにブログが認識されているのかを確認する方法は下記です。
①「site:ブログurl」を検索する
②Googleサーチコンソールで確認
①「site:ブログurl」を検索する
googleの検索画面で、「site:ブログurl」と検索してみましょう!
上記のようにGoogle検索して、ブログが表示されれば、検索エンジンに認識されています。
「〜に一致する情報は見つかりませんでした。」と表示される場合は、認識されていないということになります。
あくまでも参考値なので、正確なデータを参照したい場合は、②Googleサーチコンソールで確認を試してみましょう。
サイト全体のインデックス状況を確認したい場合は、「インデックスページ」から確認可能です。
上記のように「登録済」もしくはエラー・除外は「未登録」というように2つのカテゴリーに分類されています。
検索窓で該当のURLをクリックすると、登録されているか未登録か確認出来ます。
書いた記事数と「登録済」の数に大きな差がなければ、順調にインデックスされていることになります。
また、未登録に分類されている記事がどんな理由でインデックスされていないのかがわかります。
ペナルティを受けている
Googleの品質ガイドラインに違反していると、ペナルティにより検索結果に表示されなくなる場合があります。
たとえば
質の低いコンテンツ
質の低いリンク
上記が、Googleペナルティの原因とされています。
ユーザーにとって価値のないコンテンツ(他の記事のパクリや内容がないもの)/低品質なリンクがサイトにあることが原因です。
何度もお伝えしている通り、基本的に、Googleが推奨するのは、ユーザーの問題解決/悩みを解決する記事です。
アクセス数を増やすためのポイント
渾身の記事をまずは20-30記事書く
当たり前ですが、ブログを始めたばかりだとアクセスが集まりません。
もちろん20記事-30記事書けばアクセスが集まる訳ではありません。
しかし、記事を書いていれば、検索上位表示される記事数も増えて、色々記事からユーザーが集まり結果的にアクセス数アップする可能性が高いです。
そして、適当な記事ではなく、渾身の記事を書いていればがGoogleからの評価が高まり、検索上位表示される可能性が高まります。
また上位表示されていく過程で、「記事の質」や「WEBライティングスキル」がどんどん上がっていくはずです!
記事を定期的に書く/更新する
記事を書く上で大事なのが、記事を定期的に書くことです。
記事を書く習慣を付けなければ、記事が増えることはありません。
最初は、書くペースもわからず大変な事も多いと思いますが、しっかりと習慣にしていきましょう。
「2週間に1本」「1週間に1本(土日は必ずカレンダー確保)」といった自分なりのペースを作っていきましょう。
また記事を定期的に更新することを推奨しています。
しかし誤解しないでいただきたい点は、ブログの更新頻度がSEOへ直接的な効果はないとされています。
Googleのアルゴリズムが更新頻度について記載されていないからです。
※アルゴリズムは、Googleが検索順位を決定するルールです。
しかしSEOに関係ないのに、記事を定期的に更新することが大事なのでしょうか?
常に記事を最新状態に保つこと
ブログを書くことを習慣化すること
が大事だからです。
後述する通り、常に記事を最新状態に保つことで記事の質が上がる可能性があります。
そして、ブログを書くことを習慣化することは、量をこなす上で大事になるからです。
なぜなら記事の「質」は「量」をこなさなければ高まらないからです。
ブログ初心者がいきなり最高品質の記事を書けません。
だからこそ「質」を追求するために「量」すなわち、「継続」が大事です。
そして、最終的にGoogleが判断するのも「記事の質」です。
ユーザーの問題解決出来る渾身の記事をどんどん作っていきましょう!
一定の記事数が必要?
ブログで収益化をするには、GoogleアドセンスやASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)への登録が必要になります。
これらの広告サービスは、審査が必要になります。
そして、審査基準の1つにブログに記事数がどれくらいあるかという項目があります。
特にGoogleアドセンスの審査はどんどん厳しくなってきています。
他のASPの審査は通過できたのに、Googleアドセンスだけは全然通らないというサイトも少なくありません。
以前は数記事で審査を通過できましたが、近年は記事数が5本〜10記事程度、1記事あたり1,000文字以上が目安と言われています。
Googleアドセンスでは具体的な審査基準は公開されていないです。
しかしユーザーにとって有益なブログであることが大事になってきます。
記事はリライトをする
記事を定期的に書くことはもちろんですが、過去に書いた記事をリライトしましょう。
過去に書いた記事だと、情報が古くなっている可能性があります。
そもそも情報が古いと、それだけでユーザーの信頼を失う可能性があります。
そして、既存記事のリライトを行うことで、記事の質が上がり検索順位が上がることもあります。
記事のリライトでのポイントはこちらです!
・検索意図を再確認する
・ディスクリプションを見直す
・引用データが古くないか確認する
・文章を再度読み直す
・強調する部分を確認する
・タイトル、見出しを修正する
・内部リンクを確認する
特に注意したい項目は、引用しているデータや自分のブログの内部リンクも含むリンク切れがないかなど、定期的に過去の記事を見直しましょう!
適切なキーワードを選定する
どのキーワードで上位表示を目指すかを決めてから記事を作成していきましょう。
そして、キーワードは必ずどれくらい月間で調べられているかの検索ボリュームを把握しておきましょう!
「Googleキーワードプランナー」などで調べることが出来ます。
そして、「検索キーワードの検索意図」も必ず把握しておきましょう。
ユーザーは、Googleで検索する際には、必ず検索する理由があります。
そして既に上位表示されているサイトは、Googleからユーザーの検索意図と合っているサイトと判断されています。
だからこそ競合のサイトを分析して、自分の記事がユーザーとの検索意図と異なっていないかをしっかりと見ましょう。
検索意図を把握する方法は、競合のサイトを分析以外には下記のような方法があります。
・サジェストキーワード、関連キーワードを調査する
・再検索キーワードを調査する
記事の質を上げる
ブログを書く際に大事なポイントは、記事の質です。
「記事の質」とは、「ユーザーの問題解決に役立っているか」という点です。
Googleなどの検索エンジンで検索する人たちは、何かの問題を解決したい人や、何か悩みを解消したい人たちです。
ですので、質が高い記事というのはユーザーを満足させる記事だといえます。
繰り返しになりますが、近年の検索エンジンはE-A-T(専門性・権威性・信頼性)が重要な要素となっています。
だからこそ、なんでもありな雑記ブログではなく特化ブログにすることが大切です。
雑記ブログ:ジャンルを絞らずになんでもテーマにして記事を書く
特化ブログ:特定のジャンルに絞って深く網羅的な記事を書く
タイトルにこだわる
検索結果
ブログ内の関連記事の表示
ブログのサイドバー
SNSでシェアされたとき
ほかのサイトで紹介されたとき
このように、クリックされるチャンスがたくさんあります。
インパクトのある記事タイトルをつけると、アクセス数の増加が見込めます。
そして、もちろんSEOにも影響してきます。
検索エンジンは「どんな事を書いているあるのだろう」を記事タイトルから判断しています。
アイキャッチ画像を作成する
アイキャッチ画像は、実は凄く大事です。
タイトルと共に表示されるため、記事の顔になります。
ユーザーの興味関心を引くような、インパクトのある画像を設定しましょう。画像はテキストより伝えられる情報量が多いため、タイトルよりもアクセス数に影響します。
繰り返しになりますがCanvaなど、無料でアイキャッチなどを作成できるツールもあるので活用しましょう!
記事内に画像・目次リンク等を入れる
書くテーマによっては、ブログ記事はどうしても長文になってしまうこともあります。
またテキストだけでは伝わりにくいケースを多く発生します。
だからこそユーザーの見やすさのために、画像・目次リンク等を入れましょう。
特に長文の場合には、「目次リンク」は必須です。
ユーザーは、自分が求めている情報を上から隅々まで探してくれる訳ではありません。
該当の情報がないと思ったら、すぐに離脱してしまいます。
また、テキストでは伝わりにくいことはイラストや画像を作成してわかりやすくしましょう。
canvaなどの無料ツールを使うことで、イラストや画像なども比較的簡単に作成することが出来ます。
関連記事のリンクを貼る
テーマが似ているブログの記事同士を内部リンクで繋いでおきましょう。
ブログに訪れたユーザーにとって、類似するテーマでの関連記事があれば読みたいと思っている可能性が高いです。
そして、他の記事に誘導することで、ブログ全体が読まれる可能性が高くなります。
また、読者のためになる関連記事であれば、SEOに対策にも効果があります。
正しい情報をわかりやすくユーザーに伝える
E-A-Tの観点からもどんな情報が掲載されているかはとても重要なポイントです。
E-A-Tとは、Googleによる「良いコンテンツとは何か」を定める評価指針の一つです。
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)、
Trustworthiness(信頼性)
のそれぞれ頭文字を取って、E-A-Tと呼ばれています。
Webページが有益な目的を持っている=サイトが良質なコンテンツであることがほぼイコールになっています。
Googleは、ユーザーファーストを掲げているので、よりE-A-Tが大事になります。
常に特に、正しい最新の情報を提供していきましょう。
もちろん過去に書いた記事については例外ではなく、定期的に過去の記事が間違っていないかも確認しておきましょう。
そして、難しいことを使わずにユーザーに対してわかりやすい言葉を使って書くことも大切です。
つい専門用語や難しい表現を使って記事を書きたくなりますが、できるだけ使用しないで簡単な言葉に置き換えておきましょう!
サイトの読み込み速度を確認する
Googleで検索していて、読み込みが遅いサイトに遭遇することはよくあるかもしれません。
実は、サイトの読み込み速度が遅いことで、アクセス数が変わってくる可能性があります。
ちなみにサイトの読み込み速度は近年重要な指標となっています。
Googleはコンテンツの質が高いことはもちろんですが、「モバイル検索のランキング要素にサイトの読み込み速度を追加する」と発表をしています。
つまり、ユーザーが快適に閲覧できる環境も評価基準としていることになります。
だからこそサイトの表示速度が遅いとユーザーのストレスになります。
さらに、Googleからの評価されずに、ブログも上位表示されません。
なので、読み込み速度が速いに越したことはありません。
ブログが遅いと感じたら、サイトの読み込みスピードを計測してみましょう。
ちなみにGoogleが提供しているPageSpeed Insightsというツールで簡単に調べることが出来ます。
まとめ
「ブログを運営して時間が経ったのに、アクセス数が増えない」
と嘆いている人も多いかもしれませんが、大切なのは渾身の記事を増やすことです。
正しくSEOを理解して、地道に記事を書いていきましょう!