働き方改革の一環として、「副業元年」とも呼ばれたのが2018年です。
それでは今の若者は副業についてどう捉えているのでしょうか?
今回は若者の副業について調べていきましょう。
若者の副業に対する捉えかたとは?
パーソル研究所の調査によると、副業を容認している企業は約半数と言われています。
特に20代では副業を「すぐにでもしたい」と考えている男性社員は38.0%とされています。
若い世代こそ副業をしたいと考えています。
またデロイトトーマツコンサルティングの調査によると、若者の会社への帰属意識を低下していると言われています。
「現在の属する企業に勤務する期間は」という質問に対し最大2年間と答える人が約3割となっています。
「今の会社で働き続けたいですか」という質問も、約半数程度となっています。
若者が副業を始める理由
若者が副業を始める理由は、下記になります。
将来への不安
スキルアップの目的
好きな時間で働くことが出来る
将来への不安
特に若者こそ、将来に不安を感じています。
今の高齢の方々は、年金を貰っていますが、今の若い世代は年金は貰えないと思っています。
さらに今の会社に勤めていても結局収入が増える訳ではありません。
また、従来型の終身雇用や年功序列が崩壊していると言われています。
どこに勤めていようが、リスクは存在します。
自分で稼げるようになることが大事と思っている方も多くいます。
コロナウイルスの影響?
また、2020年HRプロが実施したアンケートによると、新型コロナウイルスにより副業に対する意識に変化があったという調査結果でした。
約半数の方が、「収入が減った」、また約43%「業界の先行きに不安を感じた」と回答をしています。
こういった時代だからこそ、複数の収入が必要であったり、給料を補填するような動きが必要になるのかもしれません。
だからこその副業が注目されています。
また若者に限らずですが、リモートワークのスキマ時間とし副業が注目されています。
新型コロナウイルスの影響もあって、在宅ワークを推奨する企業も増えてきています。
今までは、出勤をしていた時間が削減されて自由な時間が増えました。
こういった「スキマ時間」増加により、ますます副業の意識が高まっていくことが予想されます。
スキルアップの目的
スキルアップや将来の活躍を増やすために、副業を始めています。
特に副業でスキルアップをしていれば、将来の転職や独立に繋がっていきます。
また本業の収入があるため、副業ではやりたいことやスキルアップしたいものを選ぶことが出来ます。
好きな時間で働くことが出来る
好きな時に好きなだけ仕事をすることが出来ます。
本業の場合であれば、色々な制約があります。
しかし副業の場合には、自分のタイミングで仕事が可能です。
もちろん本業との折り合いが大事です。
副業ばかり力を入れすぎてしまい、本業で力を入れることが出来ないこともあります。
あくまで本業ありきの副業になりますので、注意が必要です。
若者が副業をする上で注意すべき点とは?
副業をする場合には、どんなことに注意すべきでしょうか?
会社の就業規則を確認する
確定申告を行うこと
会社の就業規則を確認する
サラリーマンが副業をするには、副業が認められているかを会社に確認が必要です。
通常は、会社の就業規則で副業は禁止されています。
また就業規則で禁止されていても、上司や社長に相談してみると許可されることもあります。
近年では副業を許可する会社も増えてきています。
上司や社長から許可が出なくて、勝手に副業を行うことはやめましょう。
副業がバレた場合には、罰則があるケースもあります。
確定申告を行うこと
また事業所得が20万以上稼ぐ場合には、確定申告が必要になります。
副業で稼いでいる場合には気をつけましょう。
確定申告をし忘れていたら、所得漏れを指摘される事もあります。
場合によっては追徴されることもあります。
単純な売り上げではなく、売り上げから経費を引いた金額が20万以上稼ぐ場合に確定申告をしなくてはいけません。
副業は長期的に行うべき
若者こそ副業を長期的に考えるべきです。
最初はなかなか副業で稼ぐことは難しいです。
半年・1年・2年と長期的にコツコツ稼ぐことを目指しましょう。
特に副業は稼げなくて諦めてしまう方が多いです。
良くも悪くも副業で稼げなくても、ほとんどマイナスがありません。
少し頑張って成果が出ないと、簡単に辞めやすいのが副業です。
まとめ
副業を解禁する企業は今後増えてくると予想されます。
また、若者で副業をするサラリーマンもますます増加していきます。
若者が副業をする上で注意すべき点を踏まえて、副業を始めてみましょう。
本ブログの主人公。
株式会社ホワイトに勤めている。名ばかりの管理職。
部下がすぐに辞めるので、常に忙しい。
転職か独立したいがふんぎりがつかないので、副業をがんばっている。