副業で得た収入ってどうなるの?

副業を認める会社も増えています。
副業で得た収入は、どうなるのでしょうか?
今回は副業で得た収入の扱いについて調べてみましょう。

そもそも副業ってどれくらい収入得られるの?


調査にも寄りますが、パーソル総合研究所で行なった調査があります。
パーソルの調査によると副業の平均月収において、最も多い層は「5万~9万円台」の約20%となります。
その次に多いのが、1万円台となっています。
そして副業の平均月収が約6.8万円となっています。
しかし当たり前ですが多くの場合、副業を始めてもすぐに稼ぐことは出来ません。
稼げるまでは地道に続けなくてはいけません。
収益化までは半年-1年間くらいかかるとされています。

副業の場合の収入の取り扱いに関して


副業がアルバイトやパートの場合とそれ以外で分かれます。

副業がアルバイトやパートの場合


通常のサラリーマンだと、本業の会社で税金の処理を行います。
基本は、毎月の給料から住民税が自動で天引きされています。
そして1年の最後のお給料が確定したところで、正確な税額を確定させます。
この処理を年末調整と呼ばれています。
年末調整は普通は、給料が多い本業の会社で行うことが一般的です。
本業と同じくアルバイトやパートの場合には、給料となります。
副業分に関しても所得税を天引きされています。
アルバイトやパート先では年末調整は行いません。
副業分は、確定申告をする必要があります。

確定申告とは?

確定申告とは、毎年の税額を確定させるためのものです。
毎年1月1日から12月31日までの所得が対象となります。
確定申告のためには、確定申告書が必要になります。
もちろん確定申告書は自分で作成することができますが、難しい場合には税理士に頼むことになります。
確定申告の時期には、税務署や市町村役場などで相談窓口が開設されます。
税理士に頼んだ分は、報酬を払わなくてはいけませんので注意が必要です。

副業でアルバイトやパート以外


副業でアルバイトやパート以外の場合には、収入は給料にはありません。
個人事業主としての「事業所得」または「雑所得」として扱われます。
ですから、基本的に源泉徴収はされません。
(一部、副業でも原稿執筆やデザインなどが源泉徴収されるケースがあります。)
そして副業分は、確定申告を行うことになります。
その時に大事なのが、事業所得か雑所得かを確認する必要があります。
確定申告書の該当欄に事業所得か雑所得かを記載することになります。
事業所得か雑所得かは、主に繰り返しの収入なのかで分類されます。
わからない場合には、税理士などの専門家に相談しましょう。

経費をしっかりまとめておきましょう

本業と副業の収入をまとめて確定申告をしましょう。
副業でかかった経費があれば、収入から納税金額から差し引かれます。
副業で使用した領収書やレシートは必ず取っておきようにしましょう。

まとめ

サラリーマンの収入について調べてみました。
サラリーマンが副業を行う場合には、本業は年末調整をして、副業は確定申告をしましょう。

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