副業する場合って保険ってどうなるの?副業先でも保険に入れる?

副業は、働き方改革の一環として、解禁されているケースが増えてきています。
政府でも副業解禁を推奨しており、少しづつですが副業を認める会社も増加しています。
2018年は、副業元年とされており、厚労省が出しているモデル就業規則内にて、副業解禁されたことが話題となっています。
基本的には副業自体は就業規則内にて規定されています。
また今回は、副業と社会保険などの関係について調べてみましょう。

副業での社会保険について


本業で正社員として働いている場合には、本業の会社で社会保険に加入することになります。
それでは副業を始めた場合には、社会保険はどうなるのでしょうか?
副業をする際に、社会保険に加入しなくてはいけないケースは、アルバイトやパートとして働く時です。
本業以外の会社からから給料としてお金を受け取る場合です。
ですから会社に雇用されていないアフィリエイトなどを個人事業で行う副業の場合は、社会保険の加入は不要です。
アフィエイトなどで大きな収入があったとしても、社会保険料は変わりません。
もちろん所得税や住民税は関係ないので、別途手続きは必要になってきます。

副業での社会保険の加入条件とは?


副業先でアルバイトやパートとして働くことと、社会保険の加入要件を満たすことで社会保険料が発生します。

1週間の労働時間が20時間以上
1年以上の長期雇用の場合など

が加入条件となっています。

上記の加入条件に当てはめる場合には、本業と副業それぞれの給料の合計を合わせた金額から、社会保険料が引かれることになります。
例えば、本業の給料が30万円+副業の給料が月10万円だった場合、30万円+10万円=40万円が月の給料となります。
40万円を基準として社会保険料がそれぞれの給料から保険料が引かれることになります。
複数の会社で勤務する場合、それぞれの会社で働き方は調整や相談をしておくとよいでしょう。
2カ所以上で社会保険に加入する際には、年金事務所に「健康保険・厚生年金保険所属選択・二以上事業所勤務届」を提出する必要があります。
支払う社会保険料の変更をする必要があるからです。

社会保険料が増える場合

アルバイトやパートのようなダブルワークの場合には、社会保険料が増える可能性があります。
前述の通り、社会保険と雇用保険の適用条件に該当することがあります。
本業と副業で稼いだ金額を社会保険料が計算されます。

社会保険料が増えない場合

事業所得や雑所得の場合には、社会保険料は増えません。
副業として人気のUber Eats(ウーバーイーツ)・クラウドソーシング・アフィリエイトなどの副業は事業所得・雑所得に該当します。

副業をするときに考えておきたい社会保険とは?


今の時代は副業にも様々な仕事があります。
特に副業としてアルバイトやパートとして働くことは難しくありません。
しかし、このアルバイトやパートの場合には、要件に合致すれば社会保険に加入しなくてはいけません。
また、もう一つとして副業をしていることが本業の会社にバレるリスクも存在する点です。
もちろん会社に申請や許可をもらっている場合には、問題ないです。
本業の会社と副業の会社で社会保険に入ると、保険料が変わってきます。
それが会社側にバレることで、副業も合わせてバレることになります。
ですから前述の通り、社会保険料が変化しないアフィリエイトのようなものもおすすめです。
上記のように個人事業主という形で副業するのがよいでしょう。

関連記事

  1. コロナ禍で選ぶべき副業とは?

  2. 副業を始める際に抑えておくべき基本事項について調べてみた。

  3. 動画編集の副業を本気でやってみた方がいい理由とは?

  4. 簡単で始めやすい副業について調べてみた。

  5. 50代で始める無理なく稼げる副業の始め方

  6. まずは初期費用がかからない副業から始めてみましょう。

  7. 有給休暇中に副業やアルバイトをするときの注意点

  8. 副業を法人化するメリット・デメリットとは?