ANAが従業員の副業範囲を大幅拡大する件について調べてみた。

ANA、社員の副業を大幅拡大へというニュースが報道されました。
そもそも少し前には、記録が残る1962年以降初のボーナス全カットプラス一般社員の給与が3割超カットが決断されています。
それほどコロナウイルスの影響を受けています。
今回は、ANAの副業について調べてみましょう。

ANAの副業に関して


前述のボーナスと給与カットの影響を受けてなのかもしれないですが、ANAが社員の副業範囲を広げる決断をしました。
勤務時間以外で他社と契約して、副業として稼ぐことが出来ます。
実現すれば大手航空会社では初の試みとなります。
従来は個人事業主という形で副業は認められていましたが、今回はアルバイトやパートのような形での副業を認める方針としています。
パイロットや客室乗務員を含む全従業員1万5千人が対象とされています。
来年2021年の開始を想定されています。

ANAが副業解禁するメリットとは?


企業側が副業解禁をするメリットはいくつかあると思います。
今回でいえば、下記がANAのメリットになると思います。

優秀な人材が辞めづらい
従業員の不満を減らせる

副業を解禁することで、優秀な人材が企業に留まる可能性があります。
今回でいえば、給料とボーナスがカットされるため、カットされた分を副業でカバー出来ればという考え方です。
また、従業員の不満を減らせるという意味でも、副業で収入を増やせればカットされた分をカバー可能です。

ANAが副業解禁するデメリットとは?


ANAが副業解禁するデメリットは主に下記になるかと思います。

情報漏えいの可能性が増える
本業へ悪影響を与える可能性がある
労働時間を把握出来なくなる可能性がある

他社でアルバイトやパートで働くことで、情報漏えいの可能性が上がります。
また、本業への悪影響を与える可能性もあります。
今までは本業一本だったので、従業員の事を把握しやすくかったです。
しかし副業を従業員が行うことで、把握しづらくなります。
特に労働時間に関しては、ANAには見えづらくなります。
そういった点を考えて、これから副業解禁について検討をしていくのだと思います。

ANAの従業員が副業をするメリットとは?


サラリーマンが副業をするメリットはいくつかあります。
しかし今回は下記がほとんどの理由だと思います。

収入が増える
スキルを身に付ける

今回のボーナスカット+給与カットを受けて、もちろん収入が減ります。
だからこそ副業を行なって少しでも差額を埋める必要があります。
そういった意味で副業は最適です。
また、ボーナスカット+給与カットでも転職しない方も多いと思います。
しかし、今後さらに収入が減る可能性があります。
そういったケースに備えて、副業でスキルを身につけてて独立や転職に繋げることが必要かもしれません。

ANAの従業員が副業をするデメリットとは?


サラリーマンが副業をするデメリットもいくつかあります。
今回は下記がほとんどの理由だと思います。

本業への悪影響が出る可能性がある

こちらが一番の懸念かもしれません。
副業のための制度設計などはANA側が行います。
だからこそ一番問題になりそうなのが、本業への影響です。
労働時間が伸びることもそうですし、いきなり本業以外の仕事をすることで不都合も出ると思います。
時間管理なども含めて気をつけておく必要があります。

まとめ

コロナウイルスの影響で、今後賃金カットやボーナスカットあるいは解雇なども進んでいく可能性があります。
こういったタイミングで副業を始めるいいきっかけかもしれません。

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