デザインを副業にして、稼ぐたいと思っている人が増えてきているかと思います。
しかし実際にデザインを副業にする方法や注意点などはあるのでしょうか?
今回はデザインで副業をする方法について調べていきましょう。
デザインを副業で行うメリットとは?
まずはデザインを副業で行なうメリットについて考えていきましょう。
デザインは需要がある
そもそもデザインの仕事は需要があると言えます。
独立する方向けにホームページのデザインをしたり、フリーランスの方の名刺デザインなど多くの分野で活躍できる事が出来ます。
2019年に行われたIT人材需給に関する調査によると、IT人材需要は高まっていると言われています。
2030年には最大で約79万人のIT人材不足が発生すると試算されています。
だからこそ副業でWebデザイナーを選ぶ人は増えています。
Webデザインのフリーランスや副業の案件が増えており、今後も益々需要が高まっていくことが想定されます。
フリーランスになれる可能性がある
安定的に仕事を獲得することが出来れば、そのままフリーランスになることも可能です。
さらに副業を通じてデザインだけでなくビジネススキルを身につける事が出来ます。
基本的に本業の会社であれば、ビジネスサイドの仕事をデザイナーがすることはほとんどありません。
案件を獲得する営業やマーケティングなどは別の方が行なうと思います。
副業の場合はそういった調整も自身で行なわなくてはいけません。
しかしそういった部分もこなす事が出来れば、自身のレベルアップにもつながってきます。
本業にも良い影響を与える
副業は自分自身のデザインレベルを上げてくれる可能性があります。
本業では受ける事がないデザインや業界の仕事を副業で出来るかもしれません。
また副業の種類にもよりますが、専門学校などでデザイン講師などを行いアウトプットすることで成長する事が出来ます。
参考記事:副業初心者でも出来る?クリエイティブな副業について調べてみた。
在宅でいつでも作業が出来る
Webデザインは、基本的にパソコンがあればいつでもどこでも仕事ができます。
副業は、時間確保することが非常に大変です。
その点、Webデザイナーはリモートワークが可能です。
本業の合間の隙間時間にコツコツ作業ができます。
直接会う必要もあるかもしれませんが、基本的にはチャット・電話・zoom等で完結出来るのも魅力です。
デザインを副業にする際の注意点
デザインを副業にする前にいくつか気をつけておくべきポイントをご紹介します。
ポートフォリオを作る
デザインのポートフォリオを作成しましょう。
<こういうサイトやデザインを作っていました。>
<こういった仕事をしてきました。>
とアピールするためのものになります。
デザインに力を入れられるのであれば入れても構いませんが、仕事を発注してくれそうな人が見れる程度で問題ないです。
上記のように今までの実績・副業での実績を作りポートフォリオとしてまとめておきましょう。
自分がどんなデザインが得意なのかをまとめておくことで、自分のスキルを発注者に見てもらう事が可能です。
価格設定を決めておく
本業の仕事であれば、会社で価格設定がされています。
しかし副業でデザインの仕事を獲得する場合には、全て自分で価格設定をしなくてはいけません。
自分の工数と金額をしっかりと決めておきましょう。
一定の価格基準を自分の中で持っていないと後々のトラブルにつながってきます。
WEBデザインなら◯万円
名刺デザインなら◯万円
チラシデザインなら◯万円
上記のようなイメージです。
副業デザイナーで活躍するために必要なスキル
デザイナーの副業といっても、基本的には本業のスキルを活かすことがオススメです。
Webデザイナーとして副業するために必要なスキルは下記になります。
Webデザインスキル
IllustratorやPhotoshopなどを使って、Webデザイン・バナー作成・ロゴ制作などのデザインをすることになります。
上記の仕事が、一般的なデザイナー業務となります。
Webデザインを副業にするには、IllustratorやPhotoshopを使えることが必須となります。
コーディングスキル
デザインをしたものをWebサイトにアップする必要があります。
そのためにコーディング作業が必要になります。
コーディングを行うにはHTMLとCSSの知識が必須です。
もちろんデザイナーの領域ではないかもしれませんが、スキルアップのためにコーディングに取り組むのも良いでしょう。
ワードプレスのカスタマイズスキル
ワードプレスで、ホームページを作成することが増えてきています。
ワードプレスのカスタマイズスキルがあれば、多くの案件を獲得することが可能になります。
wixなどの無料のサイトからワードプレスへ引越しを考えている人もいます。
ワードプレスで作成したホームページの保守管理やワードプレスのテーマカスタマイズなどワードプレスのカスタマイズが出来れば色々な案件に関わることが出来ます。
デザインの仕事ってどれくらい稼げるの?
デザインの仕事といっても、案件によって幅広いです。
広告用のバナー制作からサイト全体のデザインなど、まちまちです。
だからこそ、案件によってかかる時間・単価も変わってきます。
一般的な金額で言えば、
バナー制作1つでも5000円-
サイト全体のデザイン 5万円-
安いとこれくらいの金額からスタートします。
副業でデザイン案件を行なっている人の平均収入は、5万円前後とされています。
もちろん未経験の方がいきなり稼げる訳ではないので、地道に実績を積み重ねていくことが大事です。
初心者でもデザインの副業って出来るの?
初心者でもデザインの副業は出来ます。
もちろん、知識を付けてどんどん案件を獲得して実績・スキルを身につける必要があります。
独学でデザインを学ぶ
独学でデザインを学ぶ場合には書籍を活用しましょう。
デザインの基礎から学べる書籍を多く発売されています。
自分が気に入ったデザインなども模写して構図などを勉強していくこともオススメです。
デザインスクールで学ぶ
今は簡単にオンラインスクールで勉強する事が出来ます。
基礎的なPhotoshopやillustratorの使い方から教えてくれます。
スクールによって、実際の案件獲得方法までサポートしてくれることもあります。
日々の質問などを現役デザイナー講師に質問出来るオンラインスクールが多いです。
TechAcademy・CodeCampなどが有名です。
デザインを副業で獲得する方法とは?
最後にデザインをデザインを副業で獲得する方法について調べていきましょう。
知人・知り合いからデザインを受注する
一番簡単なのは、知人・知り合いからデザイン関係のお仕事を受注する方法です。
知っている人からの案件だと仕事自体スムーズに進めやすいです。
しかし、友人・知人ということで料金は安くなりがちなのは注意が必要です。
またいざトラブルになった際に、そもそも関係が崩れてしまうリスクも存在します。
クラウドソーシングサイトで稼ぐ
クラウドソーシングサイトで獲得するのも一つの方法です。
クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事の依頼や受注する事が出来ます。
クラウドソーシングサイトの特徴は簡単に登録出来るため、始めやすいのが特徴です。
サイト上に色々な案件が募集されているので、それをクリックして受注出来るか確認していく形になります。
クラウドワークス
やランサーズなどが有名です。
デザイン案件としては、webサイト制作はもちろんバナー・アイコン作成などもあります。
ロゴデザインやチラシ作成などの案件も募集されています。
クラウドソーシングとは少し異なるかもしれませんが、ココナラなども有名です。
クラウドワークスやランサーズは、あくまで自分からお客さんを探さなくてはいけません。
しかしココナラ
などは、自分の出来るデザインや制作物を公開してそこに訪問した方が気に入ってもらえれば受注できるという形になります。
ブログを立ち上げる
ブログを立ち上げて発信していくことで、仕事を受注することができるかもしれません。
しかし当たり前ですが、アクセス数を簡単に増やす事は出来ませんので、地道にブログを更新していく事が大事です。
ブログの自体のアクセスが増えれば、アフィリエイトとして稼ぐことも可能になります。
また、自身でブログを運用することで、SEOなどマーケティング知識も身につき、本業に活かすことも出来ます。
デザインを教える
デザインの専門学校でデザインを教える副業などもあります。
また学校でなくてもタイムチケットやストアカ
などのサービスに登録することで、オンラインなどで気軽に自分のスキルを教えることが出来ます。
エージェントやマッチングサービスに登録する
『シューマツワーカー』や『Workship』や『プロの副業』
などフリーランスや副業向けの案件を集めたエージェントサービスも存在しています。
条件が決まっていることも多いので、自身の調整は必要になってきます。
SNSを運用する
近年、SNSから案件を獲得する方法も一般的になっています。
Twitterやインスタなどで定期的にデザインを投稿したり、個人のポートフォリオを紐づけておくことが大事です。
定期的に発信することで、デザインの仕事を発注したい人がフォローしてくれます。
安定的にSNSから案件を獲得することは難しいですが、オススメです。
まとめ
副業をしたい方向けのサービスがどんどん増えてきています。
特にデザインの副業に関しては需要があるので、是非副業を始めてみてはいかがでしょうか?